都民から『山ふる』の愛称で親しまれている山のふるさと村は、秩父多摩甲斐国立公園内にある東京都の自然公園施設です。
都民から『山ふる』の愛称で親しまれている山のふるさと村は、秩父多摩甲斐国立公園内にある東京都の自然公園施設です。

トレイル、杣の小道、湖畔の小道、奥多摩湖いこいの路

山のふるさと村には、複数の散策コース(ネイチャートレイル)が設置されています。
また、小河内神社バス停から続いている「湖畔の小道」や水と緑のふれあい館から続いている「奥多摩湖いこいの路」の拠点ともなっています。
ゆっくりと自然を楽しみ、お過ごしください。

ネイチャートレイルⅠ

所要時間:40分
距離:1,120m
奥多摩湖いこいの路がはじまる湖畔広場横から、奥多摩湖を眺めながら歩けるコース。
尾根に上がるまでの階段には、ツガやモミの大木が多く、コースの途中にある「リスの広場」では、たくさんのリスの食痕がみつかります。
湖の斜面に咲く季節の花々を撮影にくる方も多く、岬園地までのなだらかな道を往復するだけでもおすすめです。

ネイチャートレイルⅡ

所要時間:45分
距離:1,380m
森の工作舎の横から、少し急な坂道を上がるとネイチャートレイルⅠとの分岐にでます。
明るいアカマツ林の尾根道やテントサイトを歩くコースで、ムササビが棲んでいる巨樹の林や、かつて集落があった跡(石垣や石碑など)を探しながら楽しく歩けます。

ネイチャートレイルⅢ

所要時間:90分
距離:3,000m
園内にある旧加茂神社の前から、苔むした沢沿いの渓畔林を通りぬけ、奥多摩周遊道路を通って尾根道を歩くコースです。
「旧加茂神社」のほか、「ワサビ田跡」「炭焼き釜跡」など、集落の名残りが見つけられます。
沢沿い特有の植物も多く、野生動物の痕跡も多く見られる見所の多いコースです。
トレイルⅢの途中にある奥多摩周遊道路を横断し、鞘口沢(さいぐちざわ)沿いを歩きながら鞘口峠を目指すこともできます。
鞘口峠までは約3時間ほどの道のりです。

杣(ソマ)の小道

所要時間:20分
距離:730m
ケビンサイト近くにある「山のつり橋」やC駐車場入り口の正面を通り、山道をぐるりと一周するコースです。
針葉樹と広葉樹の森が道の両側にあり、森の違いを楽しみながら歩くことができます。
起伏に富み、短距離ながらも充分自然を楽しめるコースです。
C駐車場手前の小道の入り口近くにある東屋で、景色を楽しむのもおすすめです。
杣(そま)という言葉は、杣山(材木を切り出すための山)や杣人(杉や檜などを伐採するきこり)のことを意味します。

湖畔の小道

所要時間:40分
距離:2,100m
サイグチ沢にかかる橋を渡り、なだらかな道を行く麦山の浮き橋(ドラム缶橋)までのコース。湖に沿ってクルミの木やアケビなど野生動物が好きな木の実も多く、どこを見ても楽しんで歩けます。
夏は湖から吹いてくる爽やかな風が気持ちよく、冬は木立に群れる鳥たちもよく見られます。来園の際に、小河内神社バス停を下りて、奥多摩湖に浮かぶ浮き橋を渡り、湖の景色を見ながらゆっくりと山のふるさと村へ歩いてくることもおすすめです。

奥多摩湖いこいの路

所要時間:3時間30分
距離:12,000m
2007年4月に開通したこのコースは、小河内ダム「水と緑のふれあい館」から山のふるさと村まで約12km。
空や森の色を映し出す湖面を眺めながら、比較的なだらかな道のりのため、ハイキングコースとしても人気があります。
園内を経由して「湖畔の小道」を歩き、麦山の浮橋までは、さらに約40分です。

留浦(とずら)の浮橋

留浦の浮橋
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(10:00-16:30)
東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村
〒198-0225 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
yamafuru@hkr.ne.jp
開園時間と休園日
開園時間:午前9:00~午後5:00
各施設は16:30に閉館します。
休園日:年末年始(12/29~1/3)
奥多摩周遊道路通行時間
開門9:00~閉門18:00
山のふるさと村は午前9:00に開園します。
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